ペイント新時代突入!2016/06/17

久しぶりに更新になってしまいましてすみません。

輸入車専門板金塗装店ボディーショップ和のブログ担当、松本です。

 

さて今回は当店で使用している塗料について少し触れたいと思います。

 

 

当店では素よりドイツの塗料メーカー、「スタンドックス」を使用して塗装を行っていました。なぜ高価である舶来の塗料をわざわざ使用するかといいますとですね。。。。

 

スタンドックスはメルセデスベンツ、BMW等のドイツメーカーがOEM(純正)塗料として使用しているからです。製造工程で実際に使用されている塗料なので色の再現率が、他のメーカーに比べて圧倒的に違います。(もちろん色合わせの腕もありますが。。。)

 

そして近年では製造ラインで作られる新車は全て水性塗料で塗られています。

 

 

水性塗料とはなんぞや?ということですが、従来の塗装のカラーベースはシンナー等の溶剤で希釈できる溶剤系の塗料でした。想像できるかと思いますがツーンと鼻にくるような匂いが特徴です。もちろん体にも有害ですし、環境にもよろしくありません。

しかし、環境先進国であるドイツを皮切りにここ10年ほどでOEM塗装のほとんどが水性の塗料で塗られるようになりました。水性なので、かんたんなイメージは絵具を水にとかしたものをイメージしていただけたらいいと思います。

当店でも、OEM塗装で水性を使っているのに、補修用塗料は油性を使っているなんて時代遅れだ!という天の声(社長の声)が響き最近になってやっと、スタンドックスの水性塗料を導入いたしました。

 

image (3)

 

水性塗料は凍結に弱いので保温庫で保管します。

人間より高待遇ですね、、、

 

image (1)

 

講習風景です。

 

image (2)

 

実際に塗るとこんな感じになります。この上からクリアーを塗装して完成です。

 

 

自動車業界は常に変化の連続です。

現在の普及率は大型のディーラーなどが導入している程度ですがやがて全ての塗料は水性に置き換わるでしょう。いち早く時代の波に乗ることが、技術や経験を高め、品質を向上させます。しいてはお客様の為となるのです。変化に敏感になり、常に時代の先頭を走っていきたいと思います。

 

 

 

輸入車専門板金塗装店

有限会社ボディーショップ和   松本

 

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